生まれたばかりの赤ちゃん専用お布団、トッポンチーノ!
使える期間は短いかもしれないけど、ママの手作りなら、愛情たっぷりです。
生まれたての赤ちゃんも『自分の居場所』ができるので、安心してくれることと思います。
今回は、トッポンチーノを手作りするときの材料選びについてご紹介したいと思います。
トッポンチーノを手作りするときの材料は?
モンテッソーリ教育の理念を受け継ぐ、トッポンチーノには、厳密なルールが決められています。
形やサイズ、飾りに使うレースの長さまで決まっています。
もちろん、使う材料については、すべてオーガニック素材を使うことになっています。
が、こだわりすぎるのも、大変です。
今回は、ママが作りやすくて、赤ちゃんが喜んでくれることを基準に材料を選びましょう。
トッポンチーノを作るときに必要な材料
・トッポンチーノ本体の内袋用の生地 1枚
・カバー用の生地 2枚
・レースなどの飾り(必要な場合のみ)
以上が、トッポンチーノを手作りするときに必要な主な材料です。
トッポンチーノを手作りするときの綿の選び方
それでは、トッポンチーノの中につめる綿(わた)から選んでいきたいと思います。
トッポンチーノに使う中綿の量は、200~300g程度です。
たくさんの綿を詰めれば、ふわふわボリュームたっぷりになります。
が、抱っこしたり、持ち運びするときに、かさばる可能性があります。
それと、トッポンチーノ本体が汚れて洗った時に、乾きにくいかもしれません。
でも、少なすぎると、使っているうちにあっという間にぺちゃんこになってしまいます。
使う綿の種類によっても、使用感が異なってきます。
実際、ご自身が購入した綿を手に取りながら、使う綿の量を決めるのがいいと思います。
200~300gが、ちょうどいいと思います。
では、どんな種類の綿があるのでしょうか。
・オーガニックコットンの綿
しかし、綿花を栽培するときに化学肥料を使わないことや、加工する際には化学処理がされていません。
なので、オーガニックコットンは、通常のコットンよりも柔らかく仕上がっています。
地球にはもちろん、赤ちゃんにも優しいのがオーガニックコットンの特徴です。参考:Amazon オーガニックコットン100%300g 1300円
・綿100%のふとん綿
綿の特徴として、吸湿性、保温性に優れています。
汗や湿気を吸うので、汗っかきの赤ちゃんにぴったりです。
そして、洗濯後に、天日干しをすると、ふっくら感が戻ってきます。参考:楽天 自然素材綿100%のふとん綿(布団綿) 約370g 972円
・ポリエステルわた
軽くて、洗濯後も乾きやすいです。
値段も、低価格なものが多いです。
しかし、吸湿性は、ほとんどありません。
ポリエステルは化学繊維なので、ダニなどがつきにくいところが赤ちゃんにはおすすめです。参考:手芸店など 300g 600円前後
綿の形状としては、シート状になっているものを購入しましょう。
それぞれ特徴があるので、お気に入りの綿を探してみてください。
トッポンチーノの内袋におすすめ生地とは?
次は、先ほどご紹介した中綿を包む内袋の生地は、どう選ぶのがいいでしょうか。
まず、赤ちゃん用のふとんは、柔らかすぎないほうがいいといわれています。
柔らかすぎると、窒息の恐れがあるからです。
なので、Tシャツなどの伸縮性のある生地よりも、ワイシャツに使われているようなパリッとした布を使うほうがいいのです。
ハリのある生地がおすすめです。
内袋の布の種類としては、『シーチング生地』として売られているものが、ぴったりです。
素材は綿100%で、薄地~中厚になっています。
トッポンチーノのカバーにおすすめ生地は?
トッポンチーノのカバーは、一番目に入るので、お気に入りの布で作りたいですよね。
布にはいろいろ種類があるのですが、よく赤ちゃん用品で使われているのは『ガーゼ生地』ではないでしょうか。
ダブルガーゼやトリプルガーゼといったように、何枚もガーゼが重ねてある生地もあります。
なぜ、赤ちゃんには、ガーゼがいいのでしょうか?
それは、綿100%で通気性がよいからです。
ガーゼは、汗などの水分をよく吸い、その湿気を逃がす性能が高いです。
タオルのように毛羽立ちがなく、サラリとした手触りで、ふわりと柔らかい素材です。
ガーゼ生地は、生まれたての赤ちゃんにとって、ベストな布なのではないでしょうか。
『ダブルガーゼ』、『トリプルガーゼ』というのは、このガーゼ生地を、2重、3重に重ねた布です。
1枚ガーゼよりも、生地に厚みが出るので、しっかりとして丈夫になります。
なので、トッポンチーノのカバーには、『ダブルガーゼ』、『トリプルガーゼ』がおすすめです。
手芸店やネットでは、いろいろな柄のガーゼ生地を選ぶことができます。
値段もさまざまなので、お気に入りを探すのは大変だけど、楽しいです。
ガーゼ生地は、洗うと縮むので、縫う前に一度、水通しをしてくださいね。
トッポンチーノのカバーは、洗い替えることも考えて、2枚作ります。
そのとき、同じ布で2枚カバーを作るか、それとも違う柄を選ぶか悩みますよね。
2枚とも同じ布で作った場合、カバーを替えた時に、赤ちゃんが混乱せずに済みます。
逆に、違う柄で2枚カバーを作る場合は、ママとパパでそれぞれお気に入りの生地を選ぶことができます。
自分で選んだ生地なら、抱っこするときに、さらに愛着をもてるかもしれません。
トッポンチーノの飾りはどうする?
本来のトッポンチーノには、上部にレースがついています。
上下を区別するためでもあります。
トッポンチーノの飾りは、なくてもぜんぜん問題ないと思います。
飾りがついていたほうがかわいく見えます。
市販のレースをつけてもいいですし、カバーを作った生地の残りで、耳(クマやうさぎ)をつけてもおしゃれですよ。
まとめ
今回は、トッポンチーノを手作りするときの材料選びについてご紹介しました。
産まれてくる赤ちゃんのことを考えながら、いろいろな布を見るのは楽しいです。
布を選ぶときは、手芸店に行って、さわり心地を実際に試してみるのもいいです。
でも、妊娠中は、体調も不安定になりがちなので、ネットで購入する手もあります。
種類も豊富です。
その時は、口コミを参考に選ぶといいですよ。
あまり無理をせず、素敵なトッポンチーノを作ってくださいね。
以前ご紹介しているトッポンチーノに関する記事です。
トッポンチーノの作り方と効果についてはこちら
トッポンチーノを手作り!使い方と効果は?
トッポンチーノのサイズについてはこちら
トッポンチーノを手作り!サイズは?大きめがいいの?
トッポンチーノを手作りするときの型紙についてはこちら
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