皆さんは、お正月に飾った、鏡餅はどうやって食べていますか?
最近は、鏡餅の形になったプラスチックのパッケージに、真空パックのお餅がいくつか入っていることが多いですよね。
今回は、昔ながらの、あの鏡餅の形、そのままのお餅の食べ方をご紹介します。
もちろん、どんなお餅でもおいしいよ。
鏡餅が固いときの食べ方!
お正月の間、おそなえしていた鏡餅って、まぁ固い!
昔ながらの鏡餅は、お餅の部分がむき出しですからね。
切ろうと思っても切れない。
というか、その鏡餅、実は切ってはいけないんです。
鏡もちは、『割る(開く)』ものなのです。
『鏡開き』っていうくらいですしね。
ビニール袋や、新聞紙に包んで、木槌(または金槌)で、たたきわってください。
手のひらくらいの鏡餅だったら、そのままでもいいです。
もし、青かびがついていたら、削り取っておいてください。
金槌もないよ~っていう時は、レンジで10秒づつ温めて、包丁で切っちゃってもいいですよね。
手のひらくらいのサイズの鏡餅だったらそのままでも。
そして、小ぶりになった鏡餅に、あることをすると、とてもおいしく食べられます。
鏡餅の食べ方で簡単なあることをするとおいしくなる!
固くなってしまった鏡餅を、そのままトースターで焼いて食べてもいいですが、
鏡餅の表面だった部分は、乾燥して相当固くなっています。
焼くと、さらにガリガリと固い...
そんなときは、鏡餅を水を張った容器に入れて、冷蔵庫で一晩放置してみてください。
乾燥した鏡餅が、水分を吸って、びっくりするくらい柔らかくなります。
お餅の中心部分まで、柔らかくなるまで待ちます。
お餅全体が水につかるように、大き目の容器がおすすめです。
そして、2-3日水につける場合は、ときどき、水を替えてあげてくださいね。
室内だと、どうしても暖房器具の影響で室温が高くなります。
できるだけ、涼しいところで保存してください。
鏡餅を水餅にしよう!
ついに、かちかちだった鏡餅がやわらかくなりました!
水に浸して、『水餅』になりました。
この柔らかくなったところで焼いて食べましょう!
が、トースターは、使いません。
柔らかくなったお餅は、トースターの網に絡み付いて、あとの始末が大変です。
クッキングシートなどを敷いて、焼けば、くっつくことはないと思いますが...。
しかし、今回は、フライパンで水餅を焼いてみてください。
水餅の焼き方
そして、水餅をフライパンの底面に平らになるよう敷き詰めます。
その後、ふたをして弱火で焼いていきます。
いい感じの焦げ目がついたら、ひっくり返して反対側も焼きます。
両面焼けたら、しょうゆを回しかけます。
ジュッという音と、しょうゆの香ばしいかおりが広がります。
お箸で、つまみながらいただきましょう。
大流行中のスキレットなら、そのまま食卓に出してもいいですよね。
余熱で、お餅の柔らかさが長続きします。
しょうゆを、砂糖醤油にしてもおいしそうですよね。
子どもたちに、受けそうな味になります。
トースターではなくて、フライパンを使って焼くことで、とろーり柔らかなお餅食べることができます。
まとめ
お餅に、少し飽きはじめる1月中旬。
鏡開きの時には、いつもと違った食べ方をしてみてはどうですか?
最小限の手間をかけるだけで、固い鏡餅が柔らかになります。
寒い季節は、アツアツお餅であったまってくださいね。