年賀状の準備は、なかなか手間がかかるのでつい後回しになってしまいませんか?
今回は、小学生が先生に年賀状を出す場合について、宛名と文例についてご紹介したいと思います。
小学生本人が手書きするときに、気を付けたい年賀状のマナーやコツをまとめてみました。
年賀状を小学生は先生に出すの?
最近の小学生は、先生に年賀状を出しているのでしょうか?
大人でも、年賀状離れと言われている時代です。
なかなか、子供が自ら進んで先生に年賀状を出すということは少ないかもしれません。
それに、最近では、個人情報の扱いが慎重になっていますよね。
先生の自宅住所を聞きにくいですし、もしかしたら聞いても教えてもらえないかもしれません。
でも、年賀状は日本のステキな風習だと思います。
わたしは、そんな日本の習慣を子供にも体験させてあげたいと思っています。
ということで、小学生が先生に年賀状を出したい場合は、学校宛に出してみてはどうですか?
学校の住所なら、すぐにわかりますよね。
年始すぐには、見てもらえないかもしれませんが、気兼ねなく送れると思います。
3学期の始業式が始まるまでには、先生の手元に届くのではないでしょうか。
いつも出す手紙とは、ちょっと異なる年賀状です。
年賀状のマナーや季節の風習に触れながら、子供と一緒に年賀状を書いてみましょう。
年賀状を小学生が先生へ出すときの宛名
まず、宛名の書き方です。
小学生低学年のうちは、親が代筆したり、印刷してもいいと思います。
住所は、どうしても漢字で書く部分が多いです。
低学年のうちは、まだ習っていない漢字もたくさんあります。
読みにくい字で書かれていた場合、郵便屋さんも戸惑ってしまうかもしれません。
確実に届けるには、住所はきちんと書かれていた方がいいと思います。
もし、子供が自分で書きたい!という時は、まず、鉛筆で下書きをさせます
下書きは、親がしてもいいです。
チェックして、間違っていなかったら、ペンで清書させてください。
年賀状を買うのもお金がかかることです。
書き損じは、出さない方が助かります(^_^)v
鉛筆でガイドラインを書いてあげると、更に書きやすいと思います。
文字の配置バランスがよくなるはずです。
宛名は、縦書きで、
〒123-○○○○
○○市○○町○○番地
○○市立 ○○小学校
○○ ○○先生
という風にします。
敬称は、子供が学校で習っているということを考えると、「様」よりも「先生」のほうがベターです。
「○○ ○○先生 様」というのは、二重敬称になるので避けましょう。
宛名は、年賀状の場合、縦書きにするのがマナーです。
日本語の基本は縦書きですよね。
宛名の向きは、文面の書き方に合わせると美しいと言われています。
文面が横書きなら、宛名も横書きということです。
しかし、今回は、年賀状の宛名なので、裏の文面が横書きでも、宛名は縦書きにするのがいいですよ。
気を付けたいポイントとしては、
・数字は、漢数字を使用する
・文字の大きさは、宛名>相手先住所>自分の名前>自分の住所 の順に小さく
・宛名をはがきの中心に書く
があります。
年賀状のマナーはたくさんあるので、細かいことを気にしすぎていると先に進めなくなってしまいます。
今回は、基本的なところを書いたので、参考にしてください。
年賀状を小学生が先生へ出すときの文例
最近は、家族や兄弟の写真入りの年賀状が増えてきました。
しかし、目上である先生に出すにはちょっと親しすぎるかなと思ってしまいます。
なので、小学生本人が書く場合の年賀状文例について紹介します。
まず、年賀状には、「賀詞」と「年号」を必ず入れてください。
「賀詞」は、小学生らしく「あけましておめでとうございます」というのがおすすめです。
「迎春」「謹賀新年」というのは、目上の人となる先生に対しては失礼とされています。
「年号」は、「平成○年元旦」と書きましょう。
「平成○年元旦 一月一日」とすると、元旦=1月1日の朝の意味なので、重複表現になってしまいます。
他に気を付けることは、
・句読点は使わない(年賀状は正式な手紙になるので)
・忌み言葉を避ける(×去年 ×切る ×終わる ○昨年)
です。
そして、手書きの年賀状に、ぜひ付け加えてほしい。ことがあります
それは、自分の気持ちです。
新しい年にがんばりたいことや目標、楽しみにしていることなどです。
冬休みの近況を入れてもいいですね。
そして、先生との思い出などを添えてみてください。
送られた相手は、ほっこりと心温まるはずです。
たとえば、
賀詞
「あけましておめでとうございます」
一言
「算数の九九をがんばっておぼえたいです」
「プールで25メートル泳げるようになりたいです」
「プロのサッカー選手になれるように練習をがんばります」
「休み時間に○○先生とドッジボールをして楽しかったです またやりたいです」
「先生の・・・の話がおもしろかったです」
「修学旅行が楽しみです 早く秋になってほしいです」
「お正月はおじいちゃんとおばあちゃんのいる○○県に行く予定です」
「冬休みにスキーをしました ころんだけど楽しかったです」
年号
「平成○年 元旦」
こんな具合に、文面を作ってみてはどうですか?
カラフルなペンを使って書くだけでも、じゅうぶん素敵な年賀状になると思います。
空いたスペースにシールをはったり、干支などのイラストを描いてみてもいいですね。
まとめ
今は、日常的に手紙を書くことが少なくなってきている時代です。
堅苦しい、古臭いなんて思わずに年賀状を出してみてください
年に一度のご挨拶です。
相手のことを考えながら書いてみると、自分でも意外な発見があるかもしれません。
送った方も、もらった方もステキな体験になると思います。
相手を思いやる気持ちが芽生えるはずです。
何かと忙しくなる年末です。
年賀状の準備は、お早めに!
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