お弁当のおかずにゆで卵を入れると、食べるときに匂いが気になりませんか?
ゆで卵には、独特な匂い、硫黄臭がありますよね。
苦手な人もいると思います。
今回は、そんなゆで卵をゆで卵臭くさせない方法をご紹介します。
ゆで卵を弁当に入れたいけど匂いが気になる!
お弁当のおかずにゆで卵を入れると、あの匂いが臭い。
それ、ゆで卵を作るときに、茹ですぎるのが原因かもしれません。
ゆで卵の黄身の周りが黒っぽい緑色に変色しているのは、加熱時間が長かったためです。
その変色した部分がたまご臭くなるのです。
卵は、長く茹でると硫黄臭が強くなります。
ゆで卵の黄身は、黄色よりも濃いオレンジ色にしてあげたほうが、硫黄臭の匂いを軽減できます。
では、どうやって茹でれば、黄身がオレンジ色になるのでしょうか?
コツを次でご紹介します。
ゆで卵の匂いを消すコツとは?
ゆで卵の匂いを消すコツとは、黄身をオレンジ色にすることです。
ゆで卵の黄身をオレンジ色にするには、茹で時間を正確に測ることが大切です。
とりあえず、固茹でのゆで卵を作りたいから、10分くらい茹でればいいか、と適当な時間でゆで卵を作っていませんか?
たまごは、湯で時間が長いと、硫黄の匂いが強くなります。
ゆで卵の黄身をオレンジ色にするコツをご紹介します。
1.たまごを常温にします
その時の気温にもよりますが、室温で1時間くらい置きます。
時間がなければ、水やぬるま湯をはったボウルに10分くらい入れておきます。
たまごを触ってみて、冷たさがなくなればOKです。
常温に戻す理由は、熱を通したときにムラを無くすためです。
2.鍋に水を入れて沸騰させます
3.たまごを入れたら、弱火にします
小さな泡が出る程度の火加減にします
4.タイマーを使って、茹で時間を計ります
8~9分茹でると、黄身の半分くらいが少し柔らかい半熟
10~11分茹でると、固茹でのゆで卵
12分以上茹でると、硫黄臭がきつくなります。
5.時間になったら、ゆで卵を氷水などで急冷します
このとき、殻にヒビを入れておくと、剥きやすくなります。
新鮮な卵だと、殻が白身にくっついてむきにくいです。
たまごを購入してきて、冷蔵庫で1週間ほど置いた卵のほうが、殻がむきやすいですよ。
茹でた直後に冷やしても、殻がむきやすいとは言えないようです。
ちなみに、固茹でのゆで卵のほうが、半熟卵より殻がむけやすいようです。
ゆで卵の匂いが苦手!水から茹でたから臭いの?
水からゆで卵を作った場合も、加熱のし過ぎが、匂いの原因になります。
どうしても、時間がない!今すぐゆで卵を作り始めたいというときもありますよね。
冷蔵庫から出したすぐの卵を茹でたいときは、お湯ではなく、水から茹でます。
卵を水から茹でた場合は、卵の温度変化が少ないので、ヒビが入りにくいです。
冷たい卵を、沸騰したお湯の中に入れると、ひび割れの原因になります。
水が沸騰したら弱火にして、好みの硬さになるように時間を計って茹でます。
8~9分茹でると、黄身の半分くらいが少し柔らかい半熟
10~11分茹でると、固茹でのゆで卵
12分以上茹でると、硫黄臭がきつくなります。
しかし、水から茹でる場合、沸騰したタイミングの見極めが難しいですよね。
それに、卵の白身は、水が沸騰する100℃よりも前の、60~65℃で固まり始めます。
そうなると、なかなか、タイマーできっちり時間を計って茹でても、好みのゆで卵にするの大変です。
何回か、試してみて、好みの硬さのゆで卵にする時間を把握しておくといいですね。
半熟卵や、たまご臭くならないようにゆで卵を作るには、やはり、沸騰したお湯とタイマーを使ったほうが良さそうです。
まとめ
お弁当のスキマや彩りに入れたり、もう1品おかずがほしいときに便利なゆで卵。
常温に戻した卵、沸騰したお湯、タイマーがあれば、好きな硬さのゆで卵が出来上がります。
何度か試して、我が家の定番ゆで卵レシピを作っておくのもいいですよね